久しぶりのブログでいきなり重い内容です。
楽しい内容ではありませんが下数行だけでも読んでいただけると嬉しいです。
目に留まってくれた方へ
親御さんを大切に。いつまでも元気でいるとは思わないでください。
一緒に住んでいない方は会うときに「おかしいところないかな?」と気にかけてください。
異常を感じたら早めに受診を。
以下本題です。
今月はじめに母が他界しました。79歳でした。
日本人女性の平均寿命は2020年のデータで約87歳なんだそうです。
私が母をもっと気にかけていたら、もっと適切な対応をしていたらもっと長い期間元気でいられたかもしれないのに、ととても悔やんでいます。母はいくつか病気を患っていました。その中でも元気でいられる時間を延ばせたのではないか、と思い返すポイントがあったのでそれを皆さんに共有できればと思います。
骨粗鬆症
骨粗鬆症は骨がもろくなる病気。特に女性は年配になると骨が弱くなりがちで、少しの力で太い骨が折れてしまうことがあるようです。今は骨の強さを保つための薬や健康食品などが沢山あるようです。しかし何もせずにいると・・・
私の母の経緯を思い出しながら書いてみました。
私が久しぶりに実家に帰り父母と過ごしていた時、母の背中が明らかに曲がっていると感じました。母に話を聞くと痛くもなんともないとのことでしたが、定期的に血圧の薬をもらっている医師に受診するときに同行して相談しました。その医師は「様子を見ましょう」と言いました。
ここで他の医療機関へ行っていれば
骨密度の検査を受けていれば
こうはならなかったのではないか、と後悔しています。
その日は突然やってきました
「自転車に乗っていてブレーキをかけた後に立てなくなった」と父が。
その程度の力で太股の骨が折れてしまったのでした。
人工骨を埋め込む手術を受けてリハビリした結果
家族が介助しながらトイレに行けるようになりました。
その後、デイサービス(日中介助してくれる施設)を利用ししばらく平穏でした。
しかし、その施設で転倒し再び太腿骨折、再手術しましたが
前ほどは回復せず、車いす生活になり、ほぼ寝たきりになり
体力が低下し食事できなくなり・・・
このような感じでした。
人の助けを借りずに
一人で歩けること
自力で食べられること
の大切さを痛感しました。
心身ともに自立し、健康的に生活できる期間のことを健康寿命というそうです。
この期間を延ばすことができれば本人も見守る家族も楽になるはず。
そのような考え方が浸透することを望みます。
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